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こんにちは、ふくろう(@fukuro_house)です。
注文住宅は、検討すべきことがたくさんあります。
よくわからないーー
はじめてのマイホーム。
わからないことだらけです。
しかも、人生で一番大きな買い物。
ぜったい、後悔したくありません。
注文住宅は、どのような流れで手続きが進んでいくのか?
ざっくりわかるように、まとめてみました。
土地から購入する方の参考になれば嬉しいです。
それでは、注文住宅の流れ(詳細)を確認していきましょう。
目次
注文住宅の流れをざっくり把握しよう
- 予算を決める
- ハウスメーカー・工務店探し
- ハウスメーカー・工務店と仮契約
- 土地探し
- 土地契約
- 建築請負契約
- 着工
- 竣工・引渡し
でも、実際に、自分が体験してみると逆!
ハウスメーカーや工務店を先に決めておくのが、おすすめ。
ハウスメーカーや工務店が決まっていると、土地探しでも、建築のプロのアドバイスを受けられるからです。
- 土地の形
- 土地の高低差
- 上下水道や浄化槽などのインフラ関係
土地だけでも、素人にわからないことがたくさんありました。
さらに、不動産会社と交渉をしてくれたり、土地契約前から、工務店さんには大変お世話になりました……。
それでは、詳細を確認していきましょう。
予算を決める
まずは、資金計画。
予算を決めないと、土地も建築会社も探せません。
月額返済額から借入可能額を算出
予算を考えるときに、大切なことは無理をしないこと。
一般的に、住宅ローンは最長35年の長い付き合い。35年間1度も失敗せずに、返済し続けなければなりません。
背伸びをして返済額を増やしてしまうと危険。何かアクシデントが起きると、返済が滞ってしまう可能性があります。
35年のうちに、病気になったり、会社の業績が悪くなったり……いろんなことがあると思います。
それでも、なんとか支払いができる金額を考えました。
フラット35の公式サイトでは、住宅ローンのシミュレーションができます。私たちは、「毎月の返済額から借入可能額」を調べる、という項目でシミュレーションしました。
今検討している変動金利は、0.475%。
この金利で35年間借入れする場合、借入金額は4,835万円となりました。
もちろん、持ち家は住宅ローンの返済だけではありません。
固定資産税や建物メンテナンス費用も発生します。
- 住宅ローン返済
- 固定資産税の支払い
- 建物メンテナンス費用
今の家賃の支払いがカツカツで厳しい方は、もう少し下げて、借入額を検討してみると良いでしょう。
住宅ローン借入可能額と自己資金が、総予算となります。
-
我が家の場合は、
- 住宅ローン借入額:4,800万円
- 自己資金:1,500万円(←義実家を売却)
——————————
合計:6,300万円
そして、この想定は住宅ローンの審査が通ることが前提。
希望金額を借りられない場合は、シミュレーションを見直す必要があります。
このため、この段階で住宅ローン事前審査をしておくのが、おすすめ。
どの金融機関で組めばよいか、迷う方は、モゲチェックを使うと良いでしょう。
モゲチェックは、オンライン型住宅ローンサービス。
ネットで簡単に住宅ローンを比較することができます。
- 利用料:無料
- 土地からの注文住宅にあった住宅ローンを提案
- 借りたい銀行ではなく、借りられる銀行を提案
無料サービスなのに、親切丁寧で助かりました!
わかりにくい住宅ローンで、自分にあったものを提案していただけました。
モゲチェックを使うと、無料で、プロのアドバイスをいただき、自分にあった住宅ローンを選ぶことができます。
土地探しからの注文住宅では、【つなぎ融資】【分割実行】など、住宅ローンも複雑になります。
※(ネット銀行などは、対応していないことが多いです)
-
モゲチェックで、受けられるアドバイス
- 変動金利と固定金利、どっちがいい?
- 住宅ローンでいくら借りられるか?
- つなぎ融資・分割実行が使える銀行は?
- 頭金が少ない(手持ち現金を使いたくない)場合は?
無料で利用できるので、住宅ローンを迷っている方におすすめです。
でも、
絶対、最初にやった方がいいです!
このあとに、説明する土地探しでも、住宅ローンの事前審査に通っているかどうかで、対応が異なります。
住宅ローンの事前審査を通しておく=本気で土地購入を検討中
と、不動産会社へアピールすることができます。
SUUMOなどで、気になる物件があれば、それを仮定の建設予定物件として登録します。
予算決めで、やるべきことまとめ
- 住宅ローン借入可能額をチェック
- 住宅ローン+自己資金で総予算を算出
- 住宅ローン事前審査を申請
ハウスメーカー・工務店探し
ざっくりと予算が出せたら、ハウスメーカー・工務店を探します。
- 購入予定エリアの土地販売価格
- 建物の建築価格
ハウスメーカーや工務店では、建物の建築費を確認しましょう。
建物の工法、構造材、断熱材、耐震、耐久性など、建物の性能によって価格は変動します。
どのレベルの住宅が、自分たちにとってベストなのか、比較検討していきましょう。
良い会社と出会えると、良い家づくりができます。
逆に、
残念な会社と契約すると、残念な家ができあがります……。
一生住む家、住宅の建築も長丁場なので、焦らず、自分たちにあった建築会社を見つけたいですね。
ハウスメーカー・工務店と仮契約
良いハウスメーカーや工務店が決まったら、仮契約を行います。
仮契約と言っても、しっかりとした契約手続きなので、よーく考えてから手続きを進めましょう。
- 土地の敷地調査
- 土地に対する間取りプランの検討
- プランに対する見積り作成
他
これをすべて、無料でお願いする訳にはいきません。
ハウスメーカーや工務店としては、しっかりと契約をしてくれる方に対して、サービスを提供していきたいはず。
なので、「仮契約」と結び、家を建築する意思を確認するようです。
仮契約では、一時金(5-10万円程度)が必要になるケースもあります。
一般的に、一時金は建築請負契約後の費用に充当されます。
万が一、建築請負契約の締結に至らず、キャンセルする場合は、返金されるかどうか確認しておくと安心です。
ハウスメーカー、工務店決めで、やるべきことまとめ
- 建築費用、標準仕様、間取りプランをチェック
- 仮契約等で一時金の有無
- 建築請負契約の締結条件(一時金の返金の有無等)
土地探し
ハウスメーカー工務店が決まって、土地探しを始めます。
気になる土地があったときに、スピード感を持って対応(敷地調査等)をしてくださるハウスメーカーや工務店を探しておくのが、おすすめです!
土地探しは、価格だけでなく、
- 形
- 方角
- 警戒区域(ハザードマップ等)の対象
- 各種制限(防火・準防火地域等)
- 地盤改良の有無
- 擁壁の有無
さまざまな要素を検討しなければなりません。
希望の家が建つのか、土地探しからアドバイスをもらうことをおすすめします!
土地を見つける具体的な方法は、関連記事もあわせてご覧ください。
土地契約
良い土地が見つかると契約手続きを行います。
自分が思っている以上に早い展開です。
我が家の場合は、申込みから、1週間。
もう契約??
ちょ、、、ま??
不動産会社の営業マンの成績もあり、月末が近いと契約手続きをすぐ設定されます(笑)
- 購入申込み
- 契約手続き
- 引渡し
と、3段階で手続きは進みます。
契約手続きを終えても、引渡しまでは時間があります。
住宅ローンは本審査が終わっていなくても、大丈夫です。
契約手続き時に、手付金・仲介手数料(半額)、印紙代が必要になります。
手付金は契約ごと異なります。
一般的には、売買価格の5%~10%程度。
仲介手数料は、下記のとおり計算されます。
売買価格 | ※税抜価格 |
---|---|
取引額200万円以下の金額 | 取引額の5%以内 |
取引額200万円を超え 400万円以下の金額 |
取引額の4%以内+2万円 |
取引額400万円を超える金額 | 取引額の3%以内+2万円 |
※ 仲介手数料は消費税が必要です
※ 上記は法律上の上限金額です
取引によって異なるので、金額と支払いタイミングは、要チェック!
上記の表より高い仲介手数料は、違法です。
また、契約手続き前に、必ず、契約書は確認しておきましょう。
- 重要事項説明書
- 売買契約書
このふたつは、事前にメール等で送ってもらい確認。
不明な点を確認するとともに、特約条項など必要があれば修正してもらいます。
が、
素人は、いろいろと調べたいですよね。
事前に受け取って、気になる点や買主に不利になる特約がないか、丁寧に調べながら確認します。
事前に修正してもらえば、契約手続き時は、署名捺印だけなので、スムーズに進めることができます。
契約書の具体的なチェックポイントは、関連記事もあわせてご覧ください。
土地契約で、やるべきことまとめ
- 売買契約書、重要事項説明書は事前にチェック
- 必要な費用(手付金等)を確認
- 必要な書類を確認
建築請負契約
土地の契約が完了すると、ハウスメーカーや工務店と建築請負契約。
住宅ローンを利用する場合は、本審査で提出する書類を、建築会社に準備していただく必要があります。
スムーズに建築請負契約も手続きが進められるように準備をしましょう。
その場合は、契約した土地で
- 建築設計プラン
- 見積り
を出していただき、建築会社を選んでいくと良いと思います。
建築会社と建築請負契約前に確認したいことは、関連記事もあわせてご覧ください。
住宅ローン本審査
住宅ローンを利用する方は、本審査を行います。
審査に必要な書類は、金融機関によって異なりますが、我が家の例は下記のとおりです。
書類 | 備考 |
---|---|
住民票 | 家族全員の記載があるもの (続柄含む) |
運転免許証 | |
健康保険証 | |
源泉徴収票 | 課税証明書でもOK |
不動産売買契約書 | |
重要事項説明書 | |
物件概要書 | チラシ、パンフレットでもOK |
住宅地図 | |
工事請負契約書 | |
間取図(平面図) 立面図 配置図 |
|
建築確認申請書一式 |
土地引渡し
住宅ローンを利用する場合は、金融機関で手続きを行うことが一般的。
不動産会社、売主、買主、司法書士、住宅ローン融資担当者で、手続きを行います。
まずは、売買代金のお支払い。
現金精算とともに、住宅ローンを実行していただきます。
-
現金精算したもの
- 仲介手数料(半額)
- 印紙代
- 登記費用
- 固定資産税等の清算金
※ 半額は土地契約時に支払い済
※ 固定資産税等は日割り計算で売主様と精算します
代金の精算が終わると、登記手続きを行います。
司法書士さん売主さんと、小一時間ほど雑談をしていました。
登記が完了するまで、1週間程度かかります。
後日、司法書士さんから、手続きが完了した登記事項証明書が届きました。
着工
無事に土地を取得して、住宅ローンの契約が完了すると、工事スタート。
我が家は、古家付き土地だったため、
- 解体工事(ご近所挨拶)
- 地鎮祭
- 基礎工事
- 上棟式
- 木工事
- 仕上げ工事
- 外構工事
と、進んでいきました。
ハウスメーカーや工務店さんによって、地鎮祭や上棟式はやらないケースも増えているようです。
地鎮祭や上棟式で準備したものや費用については、関連記事もあわせてご覧ください。
まとめ
注文住宅の手続き流れをご紹介しました。
- 土地購入
- 建物新築
と、
契約手続きを行いながら、建築プランの検討も同時並行で行います。
決めることや、準備するものが多く大変な時期。
でも、信頼できるハウスメーカーや工務店さんも、一緒にサポートしてくれます。
わからないことがあれば、質問すれば大丈夫!
一歩一歩、前に進んで行きましょう!