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こんにちは、ふくろう(@fukuro_house)です。
はじめての注文住宅。
マイホームを建てるには、ハウスメーカーや工務店に、依頼をしなければなりません。
一生に一度の高い買い物。
後悔をしないために、調べ尽くしました。
30社以上のハウスメーカーを巡りをしてわかった、ハウスメーカーの特徴や坪単価、その他、チェックすべきことをご紹介します。
住宅展示場でハウスメーカー選びをするよりも、効率的に比較検討できたタウンライフ。
メールでやり取りをすることができ、小さな子どもがいても、ハウスメーカーの情報収集をすることができました。
それでは、木造のハウスメーカーの選び方を確認していきましょう。
>>> 木造住宅のハウスメーカーのおすすめを知りたい方は、記事後半へジャンプ!
目次
木造ハウスメーカーの工法種類
工法は大きく3つ
木造住宅を作る方法は、いくつかあります。
ハウスメーカーによって、採用している工法が異なります。
まずは、自分がどの工法で家を建てたいかを考えておくと、ハウスメーカーを選びやすくなります。
代表的な工法を抑えておきましょう。
在来軸組工法
木造軸組工法は日本古来の工法で、在来工法ともいわれます。
柱を立て、梁を水平に渡し、筋交いという斜めの材を入れて補強……という具合に家を建てます。
このように柱や梁、筋交いなどを使って、まるで空間上の点を結ぶかのように空間を構成します。
引用:SUUMO
日本では、昔から採用されている伝統的な工法。
柱や、梁、筋交いなどを使って家を組み立てていきます。
- 対応できる大工さんが多い
- リフォームにも対応しやすく、設計の自由度が高い
- 通気性が良い
壁の制約を受けにくいので、間取りの自由が利きやすく、将来リフォームするときも、比較的対応しやすい工法。
通気性が良いため、高温多湿な日本の風土にもあっていると言えそうです。
- 2×4 や 2×6工法と比べると、耐震性や気密性が劣る
- 工期が長くなる
- 職人によって施工レベルに差が出る
柱などの木材で支えるため、壁の面で支える2×4 や 2×6工法と比べると、耐震性や気密性が劣ります。
制振ダンパーを設置したり、一部壁面にパネルを使い耐震性を補う工法もあります。
枠組壁工法(2×4 / 2×6 工法)
木造枠組壁工法は、戦後に北米から輸入されたツーバイフォー(2×4)工法が代表的です。
木製パネルと角材(2インチ×4インチ※)でつくったパネルで壁や床、天井という面をつくり、この面を組み立ててできる6面体の構造をベースに家を建てます。
輸入住宅やログハウスなども基本的に面の構成ですから、木造枠組壁工法の一種といえます。主に低層集合住宅などに用いられるコンクリートの壁式構造も同じ考え方です。
※角材のサイズによって、ツーバイシックス(2インチ×6インチ)、ツーバイエイト(2インチ×8インチ)、ツーバイテン(2インチ×10インチ)などの工法があります
引用:SUUMO
耐震性が高く、近年ハウスメーカーでも採用が増えている工法。
- 耐震性、気密性が高い
- 耐火性が高い
- 工期が短い
壁で支えるため、耐震性が高く、耐火・気密性も高い工法。
パネルを現場で組み立てていくため、在来軸組工法より、工期が短いメリットもあります。
※ 工期が短い=人件費を抑えられれば、建築費用も安くなります。
- 屋根がつくのが最後になる(雨天の心配)
- 間取りの制約がある
- 開口を大きく取りにくい(窓の大きさにも制約あり)
在来軸組工法は、上棟時に屋根まで作ってしまいますが、枠組壁工法(2×4 / 2×6 工法)は、屋根がつくのは一番、最後。
木材は、多少雨に濡れても問題ないものの、梅雨の時期などは気になります……。
もともと、北米で使われている工法なので、日本の風土と異なる環境で生まれました。
雨天時の現場は養生がされると思いますが、どのように対策をされるのか、確認しておくと安心だと思います。
雨が降ったら、柱も床も濡れてしまうのかぁ……。
木質パネル工法
木質パネル工法とは、住宅の床・壁などの構造体をパネルとして、工場で生産したものを現場にもちこんで組み立てるプレハブ工法の一種。
パネルは、格子組フレームにプレス合板を接着して製造される。
構造原理としては「2×4工法」と同じである。また現在は、国内のハウスメーカーでも自社開発を行い、工場で生産したパネルを使用して住宅を建設するケースが増えている。
高気密・高断熱で耐震性に優れ、工場生産の利点を生かし短工期で住宅を建てることも可能だ。引用:SUUMO 住宅用語辞典
木質パネル工法は、ミサワホームで採用されています。
木質パネル工法と、枠組壁工法(2×4 / 2×6 工法)の違いは、大きく2つあります。
- パネルの組み立てに接着剤を使うか?
- 断熱材や下地材などがセットになっているか?
枠組壁工法(2×4 / 2×6 工法)では、パネルの組み立ては、釘で行いますが、木質パネル工法は、接着剤を使用します。
また、枠組壁工法(2×4 / 2×6 工法)では、断熱材や下地材は、構造材とは別に施工しますが、木質パネル工法は、一体型になっています。
- 耐震性、気密性が高い
- 耐火性が高い
- 工期が短い
壁で支えるため、耐震性が高く、耐火・気密性も高い工法。
パネルを現場で組み立てていくため、在来軸組工法より、工期が短いメリットもあります。
※ 工期が短い=人件費を抑えられれば、建築費用も安くなります。
- 屋根がつくのが最後になる(雨天の心配)
- 間取りの制約がある
- 開口を大きく取りにくい(窓の大きさにも制約あり)
木質パネル工法のメリット・デメリットは、枠組壁工法(2×4 / 2×6 工法)と同じです。
名前 | 構造材 |
---|---|
積水ハウス | 在来軸組 工法 |
住友林業 | 在来軸組 工法 |
三菱地所ホーム | 枠組壁工法 (2×4工法) (2× 6 工法) |
スウェーデンハウス | 木質パネル 工法 |
ミサワホーム | 木質パネル 工法 |
セキスイハイム | 枠組壁工法 (2× 6 工法) |
日本ハウスHD | 在来軸組 工法 + 枠組壁工法 (2×4工法) |
ダイワハウス | 在来軸組 工法 |
三井ホーム | 枠組壁工法 (2×4工法) (2× 6 工法) |
住友不動産 | 枠組壁工法 (2×4工法) (2× 6 工法) |
木下工務店 | 在来軸組 工法 or 枠組壁工法 (2×4工法) |
ヤマダホームズ | 在来軸組 工法 |
一条工務店 | 在来軸組 工法 + 木質パネル 工法 |
ユニバーサルホーム | 在来軸組 工法 |
アキュラホーム | 在来軸組 工法 |
桧家住宅 | 在来軸組 工法 |
クレバリーホーム | 在来軸組 工法 ✕ 2×4工法 ハイブリット型 |
タマホーム | 在来軸組 工法 |
富士住建 | 在来軸組 工法 or 枠組壁工法 (2×4工法) |
どの工法を採用するか?
メリットはもちろん、デメリットに対して、自分が納得できるかが大切。
完璧な工法は存在しないので、家作りの優先順位と天秤にかけて、検討してみると良いと思います。
我が家は、
- 雨天時に木材が濡れてしまうことが気になる(壁内結露等)
- 将来リフォームする可能性もあるので、設計の自由度は欲しい
この理由から、在来軸組工法を採用したいと考えました。
木造ハウスメーカーの選び方
坪単価の比較|坪単価マジックに注意
注文住宅の建築費は、坪単価で表すことが一般的。
でも、この坪単価ピンきり……です。
坪単価 | 特徴 | |
---|---|---|
積水ハウス | 75 ~ 130万円 |
住宅メーカーNO.1。 鉄骨造、ALC造も施工 |
住友林業 | 80 ~ 100万円 |
ビッグフレーム工法で 大開口の窓が採用OK |
三菱地所 ホーム |
70 ~ 100万円 |
全館空調システム 「エアロテック」搭載。 |
スウェーデン ハウス |
70 ~ 100万円 |
木製サッシ トリプルガラスが 標準仕様。 高断熱が特徴。 オリコン 顧客満足度 調査6年 連続NO.1 |
ミサワ ホーム |
65 ~ 90万円 |
大収納空間 「蔵のある家」 木質パネル工法を 採用 |
セキスイ ハイム |
60 ~ 90万円 |
積水化学グループ 鉄骨造とともに 木造2×6工法を採用 |
日本ハウス HD |
55 ~ 95万円 |
棟梁システム採用 (大工さんが準社員) 無垢材(檜)を使用 |
ダイワ ハウス |
53 ~ 196万円 |
鉄骨造とともに 木造グランウッド 工法を採用 外張り断熱工法で 高断熱仕様 |
三井 ホーム |
53 ~ 98万円 |
枠組壁工法 (2×4工法)採用 デザイン性の 高さが好評 (洋風住宅) |
住友不動産 | 50 ~ 90万円 |
枠組壁工法 (2×4/2×6工法) 採用 高級マンションの ハイグレード設備が 人気 |
木下工務店 | 50 ~ 100万円 |
木造耐火構造で 防火地域にも建築OK |
ヤマダ ホームズ |
50 ~ 90万円 |
ヤマダ電機 グループ |
一条工務店 | 48 ~ 87万円 |
高気密 高断熱住宅 一条オリジナル 設備や設計ルールあり |
ユニバーサル ホーム |
47 ~ 70万円 |
基礎は 地熱床システム を採用 フランチャイズ(FC) |
アキュラ ホーム |
40 ~ 88万円 |
元大工の社長。 自由設計 尺モジュール メーターモジュール どちらも選択可能 |
桧家住宅 | 40 ~ 64万円 |
全館空調シェアNO.1。 「Z空調」を採用。 |
クレバリー ホーム |
38 ~ 80万円 |
外壁タイルが標準仕様。 株式会社新昭和の フランチャイズ(FC) |
タマホーム | 36 ~ 70万円 |
ローコストメーカー の先駆け。 施工管理も自社で実施。 「大安心の家シリーズ」 |
富士住建 | 33 ~ 65万円 |
太陽光発電、電気、 カーテン等も標準仕様 「フル装備の家」 |
- 坪単価の計算方法が各社違う
- 標準仕様の内容、オプション料金も各社違う
ため、
坪単価だけを比較しても、あまり意味がありません。
注文住宅の建築費は、坪単価で計算されます。
1坪・・・◯万円
と、設定されていて、建築面積(坪数)に応じて、建築費が決定します。
- 坪単価:50万円
- 建築面積:50坪
の住居を建てる場合、建築費は、50 × 50 = 2500万円
となります。
ただし、この計算方法は、各社算出方法が異なります。
- 施工面積?延床面積で、算出?
- 付帯工事費の取扱い
- 標準仕様の内訳
- グラスウールなど:無機繊維系
- ポリスチレンフォームなど:発泡プラスチック系
- 耐震性
- メンテナンス性
- デザイン
- コスト
- 構造材・断熱材
- 建築工法
- 大安心の家
- 大安心の家 PREMIUM
- 木麗な家
- 在来軸組工法を採用
- 構造材はヒノキ、断熱材は吹付け断熱を採用
- 長期優良住宅が標準(通常はオプション対応で+40-100万円程度)
- メーターモジュールを採用しているため、狭小地には不向き
- 工期が2-3ヶ月と短く、施工現場が心配
- 「タマルール」が多く、設計の自由度は低い
- 台風や大雨、大雪などの外部環境
- 施主側の仕様変更
- 発注ミスや施工ミス
- 軒天材の色
- コンセントの位置
- 照明(ダウンライト)追加
- 建物の角に窓を設置できない
- 施工面積が30坪の場合、3LDKが標準
- 4メートルルール
- 吹き抜けが施工面積に反映される
- 斜線制限
- 防火・準防火地域の制限
- 耐震等級による制限
- 在来軸組工法で建築したい
- 標準仕様の構造材、断熱材を知りたい
- 構造材を国産ヒノキに変更した場合のオプション料金
- 断熱材を発泡プラスチック系で施工した場合の料金
- 平均的な建築費(坪単価)を知りたい
- 希望外の連絡をしてきた会社を候補外に
- メールでも、担当者との相性がわかる
- 住宅展示場に行くよりも効率的
- ぜひ、一度、モデルハウスのご見学を!
- お時間のあるときに、ご自宅へ伺います!
- まずは、プランだけでも作ってみませんか?
- 工法(在来軸組工法・2 × 4 ・木質パネル工法他)
- 構造材
- 断熱材
「施工面積」は、バルコニーや小屋裏、地下室、玄関ポーチなど建築基準法で、延床面積には含まれない部分も含まれてしまいます。
施工面積で坪単価を計算すると、金額は低くなります。
坪単価の計算には、建物の本体価格が使われます。
しかし、建物の建築には、屋外給排水工事費や地盤改良費(必要に応じて)など付帯工事が必要です。
どこまでが標準工事に含まれれるのか、各社で差が出ています。
建物の建築には、本体工事以外にも、内装・設備など、さまざまな要素が加わります。
希望する設備や建具が決まっている場合は、それが標準仕様に入っているのか?または、オプション料金が発生する場合の費用は?確認しておくと安心。
坪単価が安くても、オプション料金が高くなってしまうと、建築費は割高になる可能性があります。
構造材、断熱材に注目
構造材、断熱材は、建物が立ってしまうと目に見えない部分。
でも、実際の住心地や、建物の耐久性に大きく影響します。
木造住宅にとって、怖い存在のシロアリ。
土台や柱の木を食べてしまい、木材をボロボロにしてしまいます。
下の写真は、5種類の木材の違いによって、ヤマトシロアリの被害がどのように異なるかを実験したものです。
桧と米ヒバはほとんど無傷、杉や米栂も多少食害を受けていますが、最も食害が顕著なのが、一番左のホワイトウッド(欧州のトウヒ・モミ等の総称)集成材です。
固い冬目(年輪)の部分と、黒く見える接着剤の部分は残っていますが、柔らかい夏目(年輪の間)の部分の食害が激しいことがわかります。
引用:山長商店
この実験によると、
最もシロアリの被害が大きかった木材は、ホワイトウッドの集成材。
ほぼ、被害がなかった木材は、ヒノキと米ヒバ。
シロアリ対策として、薬剤を木材に散布する防蟻処理は、どのハウスメーカーでも行っています。
しかし、人体に影響がでないよう、強い薬剤を散布することはできません。
5-10年ごとに、防蟻処理を行っていくにせよ、シロアリに強い木材を選んだほうが、安心して長く住むことができそうです。
とても大切な要素なので、ぜひ、比較をしたい項目のひとつです。
また、断熱材は使用する種類と、施工する厚みによって、断熱性能が変わります。
ざっと、一般的に使われる断熱材の熱伝導率(熱の通しやすさ)を確認してみましょう。
名前 | 特徴 | 熱伝導率 (W/m・K) |
---|---|---|
グラスウール (10K) |
・価格が安い ・燃えにくい ・防音効果あり ・湿気に弱い ・筋交いやコンセント周りで 隙間ができやすい |
0.050 |
グラスウール (32K) |
0.036 | |
ロックウール | ・燃えにくい ・湿気に弱い |
0.038 |
ポリスチレン フォーム |
・「ビーズ法」と 「押出法」がある ・結露しにくい ・熱に弱い (火災等) |
0.041 ~ 0.040 |
硬質 ウレタン フォーム |
・価格が高い ・燃えると 有毒ガスが発生 |
0.029 |
フェノール フォーム |
・価格がとても高い ・燃えにくい ・燃えても、ほぼ ガスが発生しない |
0.020 |
熱伝導率の数字が低いほど、熱を通しにくく断熱性能が優れています。
と、呼ばれることがあります。
発泡プラスチック系の断熱材は、「吹付け断熱」として、現場で施工されることもあります。
構造材・断熱材の比較
大手ハウスメーカーの構造材と断熱材を比較してみます。
公式サイトやモデルハウス等の情報をもとに、まとめてみました。
構造材 | 断熱材 (壁) |
|
---|---|---|
積水ハウス | 欧州赤松等 集成材 |
高性能グラス ウール16k (100mm) |
住友林業 | 国産檜 集成材 |
高性能グラス ウール 24K (105mm) |
三菱地所 ホーム |
国産檜 無垢材 |
ロックウール (90mm) |
スウェーデン ハウス |
ホワイトウッド 集成材 |
高性能グラス ウール 24K (120mm) |
ミサワ ホーム |
ホワイトウッド 集成材 |
高性能グラス ウール16K (80mm) |
セキスイ ハイム |
SPF材 | 高性能グラス ウール 16K (140mm) |
日本ハウス HD |
国産檜 無垢材 |
高性能グラス ウール 16K |
ダイワ ハウス |
唐松 集成材 |
高性能グラス ウール 16K |
三井 ホーム |
ホワイトウッド 集成材 |
ロックウール (90-140mm) |
住友不動産 | 国産檜 集成材 |
高性能グラス ウール 16K (140mm) |
木下工務店 | レッドウッド 集成材 |
発泡断熱 システム |
ヤマダ ホームズ |
国産檜 集成材 |
高性能グラス ウール 14K (105mm) |
一条工務店 | ベイツガ | 硬質ウレタン フォーム (190mm) |
ユニバーサル ホーム |
ホワイトウッド 集成材 |
吹付け ウレタン フォーム |
アキュラ ホーム |
ホワイトウッド 集成材 |
高性能グラス ウール14k (90mm) |
桧家住宅 | 欧州赤松 | 発泡断熱材 |
クレバリー ホーム |
国産 アカマツ 集成材 |
ロックウール (100mm) |
タマホーム | 国産檜 無垢材 |
吹付け ウレタン フォーム (105mm) |
富士住建 | 国産檜 無垢材 |
高性能グラス ウール 14K (105mm) |
すべての希望を満たす家作りは、難しいですね……。
上記の表以外にも、
など、さまざまな要素を検討しながら、ハウスメーカーを選んでいきます。
木造注文住宅のおすすめハウスメーカー
タマホーム
を考慮すると、
大手ハウスメーカーでは、タマホームがおすすめです。
タマホームでは、ベストセラーとなっている「大安心の家」をはじめ、3種類のラインナップを展開中。
低予算でも住宅の品質を落とさず、バランスの良い家を作れることができそうです。
商品ラインナップ
「大安心の家」の標準仕様をもとに、タマホームのメリット・デメリットを確認していきましょう。
メリット
木造の注文住宅で大切な、「工法・構造・断熱」について、リスクが少ない良い選択ができると感じます。
長期優良住宅も標準仕様。
一般的には、オプション扱い(+40-100万円程度)なので、嬉しいポイント。
さらに、陶器瓦も選べるので、メンテナンス性も良さそうです。
屋根のメンテナンスは、足場を組むため高額です……。
10-15年ごとに、100万円以上の出費がかかることも、珍しくありません。
ただ、タマホームにもデメリットがあります。
デメリット
タマホームはメーターモジュールを採用しています。
モジュールは、「メーターモジュール」と「尺モジュール」の2種類があり、寸法が異なります。
メーターモジュールは、1グリッドを1m×1mと、メートル単位で考えます。
これに対し尺モジュールは、「寸・尺」という尺貫法をベースにしています。尺貫法の3尺(=半間)を基礎にしているので、尺モジュールの1グリッドは、メートル単位に直すと「910mm×910mm」となります。
つまり、尺モジュールはメーターモジュールと比較し、1辺の長さが「マイナス9cm」となるのです。メーターモジュールの場合、柱の中心から柱の中心の幅が1m、壁の厚さを引くと、人が通れる幅は約87cmです。
対して尺モジュールは、柱の中心から柱の中心の幅が91㎝、人が通れる幅は約78cmになります。メーターモジュールと尺モジュールのいずれを採用しているかにより、全体的な家の大きさや広さ、建築費用なども異なります。
たとえば、6畳間の場合、尺モジュールだと2.73m(1.5間)×3.64m(2間)となるので、約9.94m2になりますが、メーターモジュールだと、3m×4mで12m2になります。
尺モジュールを基本寸法として家を建てる場合、メーターモジュールよりも約20%狭くなります。引用:アイフルホーム
メーターモジュールを採用すると、廊下や階段を含めて、ゆったりとした家が建てられます。
ただ、使える敷地が限られている狭小地や変形地には不向き。
尺モジュールの方が、効率的に建物を設計することができます。
※ (「尺モジュール」はオプション対応。オプション費用を支払えば、尺モジュール設計もOKです)
また、工期が短いことも特徴的。
一般的に、4-6か月程度の工期が、タマホームでは半分の2-3か月。
在来軸組工法は 2 × 4 などの工法よりも、時間がかかることが多いので、この工期は驚異的です。
自社施工なので、現場管理が行いやすい、タマルール等(設計上の自由度を絞る)により、他社よりも短い期間で、建物を作ることができるようです。
工期が短いと、イレギュラーなことに対応が難しくなります。
日本は災害大国。
ゲリラ豪雨のような大雨や、台風、大雪の日もあります。
工期に余裕がないと、大工さんの負担も増え、施工現場に影響が出ないとも言えません。
また、注文住宅では、「建築途中の仕様変更」も、よく出てきます。
など
素人は図面が立体的にイメージできないので、実際の家を見ると、「あれ?!」と思うことが出てきます。
もちろん、施主側の無理な要求は論外ですが、多少の軌道修正はできると嬉しいです。
工期が長いと、軽微な修正は現場で行うことができます。
起きては欲しくないけれど、人間が行うことなので、発注ミスや施工ミスが起きる可能性もあります。
不測の事態が起きたときに、工期が短いと対応できないことが増えてしまいます。
タマホーム独自の設計・建築ルール「タマルール」があります。
例えば、
4メートルおきに、柱・壁を入れなければならない
他社の場合、吹き抜け部分は 1/2 の掛け率で算出されることが多いです。
タマホームは床があっても、吹き抜けであっても、施工面積としてカウントされます。
他
これからの制限を突破しながら、希望の間取りプランを作るのも大変です。
それに、タマルールも加わると、希望条件を叶えるのは、かなり難しいのかな……と感じました。
間取りのこだわりがある方には、合わなそうです。
建築費の割に、構造材や断熱材にお金をかけているので、当然、コストカットされている部分もあります。
タマホームの場合は、ざっくりいうと、工期と自由度。
自由度を制限することによって、大量受注が可能になります。さらに、工期が短いため、大量に受注可能、という循環が生まれています。
タマホームは、間取りや外観など、こだわりは少ないけれど、大手ハウスメーカーで建築したい方に、おすすめです。
高い買い物ですし!!
木造住宅のハウスメーカーはたくさんあります。
工務店や建築設計事務所を含めると、数は無数……。
自分が納得して依頼できるハウスメーカー・工務店を探すために、私たちは一括比較サービスを利用しました。
木造ハウスメーカーの一括比較サービス
木造の注文住宅を建てよう!と考えてから、ハウスメーカー・工務店の比較をしました。
住宅展示場にも行きましたが、時間がかかる……。
1つのハウスメーカーに、2時間ぐらいかかりました。汗
子供が小さいと長時間の滞在は、難しいです。
そして、貴重な休日を使っていくので、本気で検討したいハウスメーカーだけ、話を聞きたい!と、感じました。
そこで、タウンライフの一括資料請求を活用して、気になるハウスメーカー・工務店の資料をいただきました。
オプション費用も比較したかったので、資料請求とともに、下記の要望も伝えました。
-
要望&質問事項
※ 連絡は、できる限りメールでお願いしたいです。
いきなり営業電話を掛けられるのが嫌だったので、要望欄にメール連絡希望と、書きました。
たくさんのパンフレットを見ただけでは、ぶっちゃけ、あまり内容はわからなかったのです(汗)
が、プラン例など、WEBサイトではわからなかった情報も、たくさんいただけました。
タウンライフの一括資料請求経由で、やり取りをして感じたメリットは3つ。
メールで連絡希望をしていたのに、いきなり電話を掛けてくる会社は、論外。
速攻、候補から外します。
きっと、打合せや建築中も、顧客の希望よりも自社の都合を優先するな、と感じてしまいます。
実際、メールでやり取りをしてみると、担当者との相性がわかります。
こちらのペースを無視して、
と、
一方的に提案されても、私は引いてしまいました。
まずは自分たちの希望を聞いてくれるか?
希望や不安なこと、疑問点を話しやすいか?
メールのやり取りを通じて、会社ごと比較をしてみました。
相性が悪いと、かなりストレスを感じます。
具体的にできないイメージでも、施主側の気持ちを感じ取ってくれる会社は最高!
自分の理想の家が、建てられるでしょう。
メールのやり取りは時間がかかりますが、住宅展示場に行くよりも、はるかに時間が節約できます。
まとめ
木造ハウスメーカーや工務店は、たくさんあります。
基準を設けないと、なかなか選ぶことが難しいです。
おすすめの比較方法は、
に、注目してみること。
建築費用が同じでも、使っている木材や建材、建て方の工法が異なります。
星の数ほどある、ハウスメーカー・工務店を選ぶには、自分のなかで、基準を設けて絞り込むのがおすすめ。
マイホームは、一生に一度の大きな買い物。
後悔しないよう、ハウスメーカー・工務店を、たくさん比較検討して選んでいきましょう。
外構工事で悩んだ場合は、エクステリアの相見積りもおすすめ。
専門業者に、外構プランアドバイス、見積りを無料でいただくことができます。