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こんにちは、ふくろう(@fukuro_house)です。
注文住宅を新築するのに、一番大切なことは、パートナー選び。
ハウスメーカーや工務店、設計事務所など、住宅を建ててくれる建築会社です。
どうやって選べばいいのーー?!!
はじめてのマイホーム。
わからないことだらけです。
しかも、人生で一番大きな買い物。
欠陥住宅で借金だけ残ってしまうと、人生が狂ってしまいます。
この記事では、注文住宅ハウスメーカー選びで確認したい「7つのポイント」をまとめました。
たくさんあるハウスメーカーや工務店、設計事務所を比較検討することは大変です。
でも、建築会社選びでミスをしてしまうと、注文住宅の建築では致命的。
妥協せず、しっかりと吟味をしていきましょう。
ハウスメーカー探しで、選択肢を増やしたい方は、タウンライフ家づくりで、無料見積り・間取りプラン作成を試してみるのも、おすすめ。
自分では見つけられない建築会社と出会えるかもしれません。
それでは、注文住宅ハウスメーカー選び7つのポイントを確認していきましょう。
目次
注文住宅ハウスメーカー選びの心得
まず、注文住宅でハウスメーカーを選ぶときの心得をご紹介します。
すべての責任は施主にある。
はい、身も蓋もない話です。
マイホームの新築で、建築会社(ハウスメーカー)は、いわば、パートナー的な存在。
人生のパートナーである配偶者が、もし何か問題を起こしたとき、「自分は知らない~」と無関係でいられませんよね?
住宅の建築でも、何か問題が起きたときは、施主も一緒に解決しなければなりません。
- 誠実に対応してもらえそう
- 安心して任せられる
- この会社と一緒に、家造りがしたい!
そんな気持ちになる会社に、住宅の新築を依頼するのがベスト。
ハウスメーカー探しは、結婚相手探しと同じ。
この会社となら、何があっても一緒にがんばれる!と思える、ハウスメーカーを見つけていきましょう。
注文住宅ハウスメーカー選び7つのポイント
希望の工法で建てられる?
住宅を建築するときに、あとから変更できないことのひとつが、工法。
各社、採用している工法が違うため、希望に合致するかどうかを、まず確認する必要があります。
会社名 | 種類 | 備考 |
---|---|---|
積水ハウス | 鉄骨系 | 木造もあり (在来軸組 工法) |
ダイワハウス | 鉄骨系 | 木造もあり (在来軸組 工法) |
セキスイハイム | 鉄骨系 | 木造もあり (枠組壁 工法) |
パナソニックホームズ | 鉄骨系 | |
ヘーベルハウス | 鉄骨系 | |
一条工務店 | 木造 在来軸組 工法 + 木質パネル 工法 |
|
三井ホーム | 木造 枠組壁工法 (2×4工法) (2× 6 工法) |
|
住友不動産 | 木造 枠組壁工法 (2×4工法) (2× 6 工法) |
|
ミサワホーム | 木造 木質パネル 工法 |
|
住友林業 | 木造 軸組工法 |
それぞれの
- 特徴やメリット・デメリット
- どのハウスメーカーが何の工法を採用しているか
とまとめています。
予算に合うか?
ハウスメーカーの建築費は、坪単価で表す事が多いです。
坪単価も、各社バラバラ……。
事前に、確認しておきたいチェックポイントは、こちら!
- 本体工事費用:いわゆる坪単価
- 付帯工事費用:給排水工事や足場工事
- 申請費用等:建築確認申請、地盤調査費、現場管理費用
- その他(基本的にオプション工事):照明、カーテン、外構工事
坪単価だけを比較しても、意味がありません。
付帯工事費用や、その他の工事の費用が含まれていないからです。
また、絶対やりたいオプション工事(スキップフロアや、小屋裏収納等)があれば、その費用も概算見積りを取得します。
参考までに、住宅展示場などで公表している坪単価をもとに、建築費の価格帯をご紹介します。
高価格帯 75万円超(30坪:2,250万円)
- 積水ハウス
- 住友林業
- ヘーベルハウス
- ダイワハウス
- セキスイハイム
- パナソニックホームズ
- スウェーデンハウス
と、誰もが思う高級ハウスメーカー。
もちろん、めちゃくちゃ高いです。
標準仕様から追加オプションも発生するので、めちゃくちゃ高いです。
坪単価が高くても、オプション施工が少なければ、トータルでは高くならない可能性も。
気になるハウスメーカーがあれば、ぜひ、話は聞いてみるのが、おすすめです。
中価格帯 60万円超(30坪:1,800万円)
- 一条工務店
- トヨタホーム
- ミサワホーム
一条工務店の断熱性能や、ミサワホームの蔵のある家(大収納)など、特徴ある建築をしているメーカーが多いです。
低価格帯 45万円超(30坪:1,350万円)
- 住友不動産
- クレバリーホーム
- アキュラホーム
- 桧家住宅
- アキュラホーム
- アエラホーム
- ヤマダホームズ
- タマホーム
- 富士住建
上記以外の会社もたくさんあるので、迷うところです……。
また、ハウスメーカー以外のハイグレード工務店も、選択肢としてあがってきます。
- 会社のブランドを取るか?
- 仕様グレードを取るか?
考え方によって、ハウスメーカー(工務店)選びも、わかれるところです。
ローコスト帯 坪30万円超(30坪:900万円)
- オープンハウス・アーキテクト
- アイダ設計
自由度の低さから、建売住宅の方がいいんじゃない?(価格は安くなる)というケースも出てきそうです。
気になるハウスメーカーがあれば、まずは、資料請求でどんなおうちが建つのか、確認してみましょう。
デザイン、設計プランが合うか?
どんなに性能が素晴らしい家でも、自分たちの好みに合わないデザイン・間取りは残念ですよね。
ハウスメーカーも、得意なデザインやプランがあります。
デザインの例
- シンプル
- ナチュラル
- モダン
- インダストリアル
- ブルックリンスタイル
- カリフォルニアスタイル
- 北欧風
などなど
デザインのテイストもたくさんあります。
こんなテイスト好きだな~~という写真を、保存しておくとイメージを共有しやすいです。
設計プランの例
- 狭小地・変形地に強い
- 二世帯住宅が得意
- ペットと暮らす設計が得意
- 無駄のない家事動線の設計が得意
設計プランも設計士さんによって、得意・不得意があります。
自分たちのライフスタイルと同じような設計を担当していれば、良いプラン・残念なプランのノウハウも蓄積します。
デザイン、設計プランの強みを確認するには、施工事例をチェックします。
口頭で「こんな住宅を作りたいです~~、できますか??」
と、聞いても、
どの会社も「できます!!!(キリッ)」と答えるでしょう。
会社の強みは、実績に現れます。
自分たちの好みのデザインや、こだわりたい設計プランが施工事例に多く掲載されていると安心。
そのハウスメーカーは、自分たちのような顧客をたくさん担当していることがわかります。
良い答えしか返ってきません。
ハウスメーカー選びは、
客観的に比較をすることが大切。
- 施工事例
- 数字(金額・データ等)
で、しっかりと比べていきましょう。
標準仕様のグレード
(希望するオプション工事)
一番大切な、お金の話。
標準仕様は、各ハウスメーカーで異なります。
どこまでが標準で、何がオプション工事になるのか?確認しておきましょう。
- キッチン:メーカー、グレード、サイズ
- お風呂・洗面台:メーカー、グレード、サイズ
- トイレ:メーカー、グレード
- 建具:メーカー、グレード
- 床材:(フローリング)シート、合板、無垢材
特に、キッチンはグレードが違う商品は、一気に高くなる可能性があります。
選べるメーカーによって、商品グレードが異なることもあるため(仕入れ値が違うため)、希望商品が選べるか確認しておくと安心です。
メーカー | 松 | 竹 | 梅 |
---|---|---|---|
クリナップ | セントロ | ステディア | ラクエラ |
タカラ スタンダード |
レミュー | トレーシア | エーデル リフィット |
リクシル | リシェルSI PLAT |
アレスタ | シエラ |
Panasonic | Lクラス | ラクシーナ |
Vスタイル |
TOTO | ザ クラッソ | ミッテ | ー |
トクラス | Berryベリー | Bb ビービ― | ー |
選びやすい価格帯(松クラス)では、クリナップのステディア、タカラスタンダードのトレーシアがおすすめ。
キッチンで重要な水に強い、素材を使っているからです。
- ステンレス製:クリナップ
- ホーロー製:タカラスタンダード
アフターサービス・保証
ハウスメーカーとの付き合いは長期に渡ります。
- 1年点検
- 3年点検
- 5年点検
- 10年点検
- 20年点検
- 30年点検
- 60年点検
長期メンテナンスをしている会社は、安心できます。
注意点としては、メンテナンス費用が高い可能性があること。
ハウスメーカーに依頼するより、地元工務店にメンテナンスを依頼したほうが費用が安くなる可能性もあります。
しかし、メーカー保証を受けるには、メーカー指定のメンテナンスを受ける必要があることが、ほとんど。
つまり、メーカーの長期保証を受けるには、高額なメンテナンス費用が発生する可能性もあります。
子供が大きくなると、教育費とかお金がかかることも増えるし。
長期保証の内容とともに、メンテナンス費用についても、事前に確認しておきましょう。
口コミはどうか?
気になるハウスメーカーが絞れてきたら、口コミをチェック。
リアルな口コミ情報は、SNSで確認するのがおすすめです。
- Instagram:ハッシュタグに会社名を入れて検索
- 口コミサイト「e戸建て」:会社名を入れて検索
契約前は、ネガティブな情報もキャッチしておくと、トラブルが回避できると思います。
Instagramでは、
- #マイホームトラブル
- #マイホーム後悔ポイント
- #マイホームブルー
など、ネガティブな情報も赤裸々に発信しています。
良い面だけでなく、残念なところにも目を向けてみてくださいね。
ブログでは発信しきれないことを、Instagram「ふくろう」で発信中。
ぜひ、のぞいてみてくださいね。
相見積りを取る
気になるハウスメーカーが絞れてきたら、相見積りを取りましょう。
一社だけで決めてしまうのは、もったいないです。
なぜなら、契約前しか、値引き・オプションサービス等の交渉ができません。
無理な値引き要求やサービスを求めるのは、ルール違反ですが、少しでも特典がつけば嬉しいですよね。
せっかくなら、交渉してから契約に進むことをおすすめします。
相見積りをとるコツ
相見積りをとるコツは見積り条件を合わせること。
A社とB社を比べたい場合、比較条件を合わせないと意味がありません。
-
見積り依頼例
- 標準仕様で建築
- 金額の根拠となる内訳・明細も記載
- 採用したいオプションがあれば、あわせて記載(例:小屋裏収納)
◯坪 4LDK 2階建て
仕様の内容(内訳)も検討したいので、金額とあわせて教えてください、と伝えましょう。
「◯◯工事 一式」のような見積りは詳細がわからないためNG。
見積りを見比べると、高い項目、安い項目がわかります。
それをもとに、交渉を進めます。
交渉例
とても気に入っているので、ぜひ、御社にお願いしたいのですが、両親はB社をすすめていて……。
B社の方が金額が〇〇円安いこともネックです。B社ぐらいの金額にしていただくことは可能でしょうか?
ぜひ、お願いしたいと考えているのですが、予算より少しオーバーしてしまいます……。
減築も考えたのですが、使い勝手が悪くなるため、それもできない状況です。妻は、どうしても小屋裏収納を採用したいと、強い希望でして……、オプション費用分をお値引きしていただくことは可能でしょうか?
意外とあっさり減額してくれることもあれば、「すみません、無理です」と断られることもあります。
大きな会社では、交渉できる金額も決まっていると思うので、先方に無理のない範囲で交渉することが大切。
この無理のない範囲は、感覚でつかむしかないので難しいですが、何度も営業マンと話しているとわかってきます。
そして、材工費があまりかからないものは、値引きがしやすいです。
- オプション工事(木工事・内装工事など)
金額だけでなく、工事を無料で行っていただくなど、付加価値を交渉材料にすることもおすすめです。
これから家作りを進めていくのに、自分たちの印象が悪くなってしまうのも考えもの。
値引き交渉は、スマートかつ丁寧にお願いをしてみましょう。
注文住宅ハウスメーカー選びの注意点
担当者の相性で決めない
何もわからず家作りをスタートさせ、優しく丁寧に教えてくれた担当さん。
「この人と家作りがしたい!!!」と、担当さんとの相性でハウスメーカーを選ぶ方がいらっしゃいます。
好きなテイスト、家作りで大切にしたいこと、価値観などを理解してもらえると、とっても信頼できますもんね。
でも、担当者の相性で会社を選ぶのはリスクが高いです。
なぜなら、担当者は一社員。
- 異動、転勤
- 退職
は、いつ起きてもおかしくありません。
このリスクを頭に入れたうえで、ハウスメーカー選びを進めていきましょう。
担当者との相性が良いのはもちろん、会社として信頼関係が築けることが理想。
- 連絡ミスがない仕組みを持っている
- 施主が選びやすい配慮を感じられる(資料やツール、見学会等)
担当者との相性はもちろんですが、会社組織としての強さにも注目してみることをおすすめします。
友人・知人・親族のおすすめでも、冷静にチェック
友人や知人、親族におすすめされたハウスメーカー、信頼できる人からの紹介だと一気に安心できますよね。
ただ、そのハウスメーカーが自分たちと合うかどうかは別問題。
家作りは、ひとりひとりこだわりが違うもの。
デザインも性能も予算も、注文住宅はオーダーメイドで作り上げていきます。
まとめ
ハウスメーカー選びは、家作りで一番大切なパートナー探し。
自分たちの想いをカタチにしてくれる、信頼できる会社を選びましょう。
ハウスメーカー選びのチェックポイントは、下記のとおりです。
- 希望の工法で建てられるか
- 予算に合うか
- デザイン、設計プランが合うか
- 標準仕様のグレード (希望するオプション工事)
- アフターサービス・保証
- 口コミ
- 相見積りを取る
ぜひ、後悔しない家作りのために、信頼できるハウスメーカーを見つけていきましょう。